コーヌスクローネが広まった1980年代当時は、設計や製作方法、使用材料等が統一されていなかったため様々なトラブルが生じ、信頼性を失墜したことで一時は使われなくなりました。
しかし、正しい方法が広まってからは多くの症例で活用され、経過にも良い結果が得られています。

ドイツには「コーヌスクローネ」の他にも「リーゲルテレスコープ」、「レジリエンツテレスコープ」、「アンカーバンドテレスコープ」などの様々なテレスコープシステムがあり、幅広いケースへの応用が可能です。
また、その中でも応用可能な範囲が広いのが「リーゲルテレスコープ」です。

歯のない方の口腔内は歯のある方の筋力や舌のバランスとは異なり、型取りが難しくなります。

上下顎同時印象法を用いることで、歯がある場合の口腔内の状態を患者様自身で再現して型採りを行うことができます。